調理用品課Sさん

どんな人でも仕事に向き合う姿勢があれば大丈夫だと思います。

PROFILE

調理用品課

MESSAGE

——自己紹介をお願いします。
製造二部調理用品課、生産管理担当課長のSです。
2011年の3月11日に入社し、今年で14年目になります。

——入社理由を教えてください。
私は元々派遣社員として、長谷川化学工業の本社で3年ほど働いていました。
そこから、「社員にならないか」というお声掛けをいただいて、東金工場で正社員として勤務することになりました。

元々、子どもの頃から手先が器用な方ではなかったので、製造関係の仕事は向いてないと思っていたのですが、いざ長谷川化学工業に入社したら意外と自分に合った仕事内容だったので長く働き続けられていますね。

——仕事内容について教えてください。
今は調理用品課でまな板製造に関わっています。
管理職なのでチーム全員の製造予定を立てたり、作業工程と進捗を見ながら現場作業にも入りつつ、現場を円滑に回すことを意識しています。

1日の流れで言いますと、朝出社したら予定表を現場に渡します。
予定表では、その日の製造作業ではなく、次の日の製造作業を前倒しで渡しているので、現場の進捗状況を確認しながら対応しています。
その後は体調不良などで欠勤が出て、人手が足りない作業や、製造が追いついていない作業の補助的な役割で午後は現場の方にいることが多いです。

その後、現場が落ち着いてきたら、全体管理の事務仕事をしていますね。

——仕事をするうえで大切にしていることや、心がけていることを教えてください。
もちろん、全ての作業を大切にしていますが、一番大切にしていることは社員にプレッシャーを与えないことです。
自分自身や社員にプレッシャーを与えても、緊張やストレスからかえってミスを起こしてしまうことの方が多いのではないかと思います。だからこそ、失敗したことに対して、嘘をつかないことは大切です。

私自身「失敗はしょうがない」とよく皆に言っていますし、失敗を責めるのではなく、どのように改善していくのかを考えることの方が大切だと思っています。

——これまでの仕事で印象に残っているエピソードを教えてください。
以前、まな板の不良が多く出てしまったことがありまして、1日で製造する量の約4分の1が販売できない状態だったんですね。プラスチック製のまな板なので熱を加えた際に、反りや接着不良が起きてしまうことがありました。

それが何日も続いてしまい、原因を1人で考えていたのですが、なかなか改善されずに悩んでいました。
ですが、ちょうどその時に社内で改善活動をしていたこともあり、本社の方も交えて会社全体で不良をなくすための取り組みに取り組んだ結果、問題が改善されたのです。
その時に、私ひとりの力で解決しようとするのではなく、皆の力を合わせることでできる幅は広いと改めて感じました。解決した時の安心感と感動は今でも覚えていますね。

——ご自身のキャリアアップについて教えてください。
先ほどもお話ししたように、始めは本社で勤務していたのですが、正社員になった際に東金工場で働くことになりました。
実際に現場でまな板の製造に携わるようになり、私は作業をすることがとても楽しかったので、そこから東金工場でキャリアアップを積み重ねてきましたね。まな板製造の工程をひとつずつ学んだ後、まずは現場のリーダーとして改善活動に取り組みました。

その後、現場経験を通して生産管理担当課長になり、今ではチーム全体の管理を行っています。

——長谷川化学工業はどのような会社ですか?
風通しがよく、自由な社風がありますね。
私は良い上司にも恵まれまして、上司だから言いにくい、相談しにくいと感じることもない雰囲気の会社なので非常に働きやすいと思っています。私も部下に対しては「今忙しいから後にして」ということがないように、話しやすさを心がけています。

——今後の目標を教えてください。
長谷川化学工業ではさまざまな製品を海外販売しているのですが、ありがたいことに生産速度に追いつかないほど注文をいただいています。
なので、会社が行ってくれる設備投資や人員補充も大切ですが、私個人としてはより現場の効率アップに取り組んでいきたいと考えています。

それを私1人の力ではなく、現場にいる全員で楽しく成長していけたら良いですね。

——長谷川化学工業にはどのような人が向いていると思いますか?
どんな人でも仕事に向き合う姿勢があれば大丈夫だと思います。

製造業は製造ラインに沿って物を流すような単調なイメージを持っている人も多いかもしれませんが、長谷川化学工業では一人ひとりが行う工程は異なりますので、全員が機械のように同じ動きを繰り返すわけではありません。

なので、自分で考えてものづくりをしたい人にもおすすめです。
現場では、ひとつのことにずっと集中して作業をしている人もいれば、いろいろな作業をマルチタスクでこなしながら動き回っている人もいますので、「自分の仕事をやりきる」という思いがあれば活躍できる職場だと思います。

——最後に、応募者の方へメッセージをお願いします。
私自身も手先が器用な方ではないので、製造業だからといって必ずしも作るのが大好きである必要はないと思います。
仕事内容が初めてでも難しいことは多くないので、まずはやってみようという気持ちで気軽に応募していただけたら嬉しいです。

もちろん、私たちもていねいに教えますし、入社してくださった皆さんを応援したいと思っています。

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